薄毛を改善するには炎症を改善する必要がある

炎症を改善しなければ薄毛・細毛は治らない

増えてきた赤い頭皮（炎症とうっ血）

燃えるような赤、網目状に赤い、うっすら赤い、紫がかった赤、などにより原因が違いますので、手当も違ってきます。

また赤くはならなくても、むくんでいたりして血管が弱っている頭皮が多くなり、いずれも育毛手当では治らないので要注意。

症状が強いほど段階的にすこしずつ改善していく必要があります。
あせって改善を急ぐと逆に悪化してしまいます。

炎症にはいろいろなタイプがあり、原因にあった抗炎症ローションを使うことが大切です。
経過によりローションを替える必要があります。

吹き出物、炎症、うっ血があるとき

吹き出物は火山といっしょで弱い部分から噴出します。なので、頭皮、顔、背中、胸の間に吹き出物があれば、その全部を改善するケアをする必要があるのです。

つまり頭皮に出ている場合は、顔や背中をていねいに洗い、顔に吹き出物やニキビが出ている場合は頭皮や背中をきれいに洗う必要があるのです。

写真のように髪がふれるところに吹き出物がある場合は、頭皮も弱っている準備状態にあるので、シャンプーと洗顔の方法を正しくしましょう。

うっ血（古血）が滞って顔色が悪い場合は、頭皮にも古血があるので、毛が細く寿命も短くなっていきます。

毛穴の内部まで炎症がある

写真右のような毛穴に一致して炎症がある場合は、毛穴のなかまで炎症があります。

なので、改善は長引き、表面が改善されてからでも３ヶ月くらいは手当を続ける必要があります。

炎症が慢性化すると毛包や毛母細胞が弱っているので、毛は細くなり寿命も磨くなっていきます。

このような場合は育毛剤は付けないように。

炎症が強いほど、弱くおだやかなローションでゆっくり治していきましょう。